既存コンクリートをクリヤ塗料で保護
色あせた屋根が塗装したら元通りに!

施工場所 | 東京都世田谷区深沢 |
施工内容 | 外壁・屋根塗装工事 |
施工時期 | 2021年4月 |
使用した塗料 | 外壁・セラミクリートsi 3分艶 屋根・クールタイトsi |
お客様のご要望 | 始めはコンクリートに水垢などの汚れが目立ってきたので色を塗ろうと思っていたのですが、やはりコンクリートそのものの素材を生かしたいので、今回はクリヤー塗装にしました。 |
施工前
外壁施工前
何度かメンテナンスを行っていたため、目立ったクラック(ひび割れ)もなく非常に状態の良いコンクリートでした。しかし触ってみると白い粉が手に付き、撥水効果が切れてしまっていました。

屋根施工前
屋根全体の色が飛んでしまっていますね。苔などは生えていませんでしたが、防水効果は完全に切れてしまっていました。

施工中
外壁洗浄
まず、塗装の前に高圧洗浄で、コケや汚れ、黒ずみ、旧塗膜等をしっかり時間をかけて落としていきます!

屋根洗浄
屋根もしっかりと洗っていきます。高圧洗浄でしっかりと旧塗膜や汚れを落としておくことで、塗料の密着性を良くする効果を発揮できるからです。

外壁下塗り
今回はクリヤー塗装なので、下塗り材は無色透明に近いプライマーを塗っていきます。

屋根下塗り
屋根の下塗りは棟部分(棟板金)から錆止め塗料を塗っていきます。白い塗料ですね。(下写真)

コロニアル屋根部分の下塗りにはクールタイトプライマーを使用しました。こちらも白い塗料になります。
コロ二アル屋根が紫外線でパリパリに乾いてしまっているようで、なかなかしっとりとまではいきませんね~。だから、タップリ、タップリ、塗るのです。実は、これが大事なのです。

外壁中塗り
そして、次は中塗り作業になります。外壁中塗りは、下塗りプライマーの吸い込みが激しい場合はしっかり乾かし、もう一度プライマーを塗っていきます。

屋根中塗り
屋根の色はお客様が選んでくれたダークグレーです。塗料はクールタイトsiになります。きれいに仕上がりますね。しかし、傷んだ屋根の場合には、屋根材に吸い込まれていく分があるので、たくさんの塗料を使うのです。(下写真)

外壁仕上げ塗り
いよいよ仕上げ塗りになります。今回の仕上げ材は一度しか塗布できないので、塗り残しの無いように、しっかりとタップリと塗っていきます。


屋根仕上げ塗り
中塗りでしっかりと塗りましたが、もう一度、タップリと仕上げ塗りをします。

そして施工後!きれいになりました!
クリヤー塗装なので、見た目はわかりませんが撥水効果はバッチリです!

ご覧ください!あの色あせたコロニアル屋根がすっかりと塗装職人の手塗りで元通りになりました!今回は2回で完成しましたが、2回でもまだ完成できないこともあります。(業界語では、”止まらない”と言いますが、どんどん屋根に吸い込まれれしまっていく状態です)そんなときに、タカハシ美装では4度目の塗装をするこがあります。もちろんそれで追加料金を頂くということは御座いません。

あんなに傷みがあった屋根も、塗り替えをすることで、立派でおしゃれな印象になりました!
きっかけとなった鉄部塗装だけでなく、この際、手入れを怠っていた屋根、外壁、内装(一部)も、、と範囲が広がり、結局工事期間約半月の結構長い工事になりました。途中雨にも降られたが、工事は日程に沿ってさしたる遅れもなく着々と進行し、ほぼ予定通り終了。着々と進む工事の進みも気持ちよかったが、作業工程が一つ終了するごとにそれをサッと片づけて次の工程に移る手際の良さ、1日の作業が終わった後の片づけの見事さは惚れ惚れするほどで、つい我が身を振り返ってしまいました。
見積りも、今までありがちだった「○○の工事一式でいくら、他に諸経費一式がいくら」という大まかなものではなく、法事部位ごとに、内装なら養生、下地処理、ベース塗装、仕上げ塗装と工程ごとに細かく記載されていて、「なるほど、こういう工程で、こんなにいろんな処理がされるのか。」と金額だけでなく工事内容もわかるのがとてもよかった。しかも工事途中でも、「この工程のこの作業はこれこれこういう意味でとても大切なんです。」というように説明してくださり、うちはDIY(日曜大工)が趣味でペンキ塗りも何回もしてきたが、改めて「塗装の奥深さ」を知った思いです。
内装塗料は品質や色についての当方のこだわりから、初めの見積もり提案とは別の輸入塗料を提案させていただきました。今まで扱ったことがなかったという外国製品にも関わらず、それについてもきちんとその塗料メーカーと連絡を取り内容検討し採用していただけました。
内装はもちろんのこと、その他やっていただいたすべての部分の仕上がりについて、とても満足して気持ちよく過ごしています。本当にやっていただいてよかった。ありがとうございました。
「大塚さん。今回は、当店ではじめての塗装工事でしたが、ご信頼くださり、誠にありがとうございました。
塗装工事業は、塗装をしてからが本当のお付き合いの始まりですので、これからも、何か気になったことが出てきましたらなんなりとご連絡くださいね。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。」
代表親方 髙橋 直人
外壁・屋根の塗替えをお考えの方は、ぜひ塗装職人専門店のタカハシ美装をお尋ねください。
門扉やベランダ手摺のサビが目立ってきて、どこかペンキ屋さんを探さなくてはと思っていた矢先にポストに入ってきたタカハシ美装さんのチラシ。よくある「安い!早い!安心」がウリのものとは一味違う内容に惹かれました。チラシの隅に小さく載っていたQRコードから「日本建築塗装職人の会」のことを知り、それも気に入って早速HPの申込書からお見積もりをお願いしました。
髙橋さんがすぐ来宅され、我が家(築32年の鉄筋・鉄骨造)の補修歴や現状などい色々お話しするうち、髙橋さんの考え方(理念)や説明の仕方がとてもしっかりしていて納得ができ、「お願いしよう」ということになりました。