カチオンってなに?

こんにちは。タカハシ美装 代表 髙橋 直人です。

よくお見積もりや、住宅調査の際に、業者さんから「カチオンで下地調査を行います。」と言われたことはないでしょうか?カチオンとは何か、ご説明したいと思います。はじめてカチオンという言葉を聞いた方は、今後のご参考にしていただければと思います。

カチオンとは何でしょう?

カチオンを調べてみると、【+(プラス)電荷を持った「陽イオン」という意味。逆は、アニオンで-(マイナス)電荷を持った「陰イオン」という意味。】とでてきます。

これでは、よく分かりませんよね。

どういう事かと言いますと、【下地となるコンクリートやモルタルは、通常、負(電気的に-アニオン)を帯びているため、材料に正(電気的に+カチオン)の特性を持たせることで、磁石がプラス(+)とマイナス(-)で引き合うように、異性化の力を利用して、接着力(密着性)を増やしたものが、カチオン系(カチオン性)】の材料です。

ちょっと分かりにくいですかね。簡単に言えば、サイディングやモルタルの劣化が見られ、補修をした際に、塗料が剥がれないように、下塗りや、下地調整剤として使う材料です。

ちなみに

カチオンとは、材料名ではありません。「○○カチオン」や「カチオン○○」という材料名が多いのですが、カチオンとはその材料の中に含まれる性質ですので、カチオンというワードが材料名に全く含まれていない材料もあります。

カチオンの正しい使用方法などもございますので、写真を撮りましたら、またご紹介いたしますね。

塗替えをお考えの方は、以下よりお気軽にお尋ねください。(代表親方 高橋 直人)

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